歴史・伝記

新潟県人物小伝 小林虎三郎 稲川明雄

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アイテム説明
著者:稲川明雄
発行:2008年7月
仕様:A5判 112ページ 
ISBN:9784861323607


人材教育こそ繁栄の礎
「困窮の時だからこそ子どもたちを教育するのだ」-今も語り
継がれる“米百俵”の主人公小林虎三郎、魂の軌跡。

【はじめに】より
幕末長岡藩の小林虎三郎の生涯をたどろうと思う。人は小林虎三郎を先覚者と呼ぶ。
中略
『岩波国語辞典』第四版によると先覚者とは「世人に先んじて、物事の道理や移り変わって行く先を見を見抜いた人」とある。作家山本有三が戯曲『米・百俵』で「今日の事だけを考えずに、さきざきの事を、よっく考えてくれ。貴公らにも、みんな、子どもがあるはずだ。どうか子どものゆく末のことを考えてくれ」という台詞がある。子どもの将来が、国家や地域の運命を左右する。その子どもたちの教育を大切にしないと、社会はよくならない。教育というものが改革の基本であり、人間の未来を切り開く根本だということは論をまたない。そういった虎三郎の悲痛な叫びはどこから発しているのだろうか。

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    :007000000040

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