

¥1,100(税込)
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商品の説明
異変を感じたのは高校1年の春。
目は覚めているのに体が動かない——。
登校しても保健室で過ごす日々。同級生からは「サボりだ」「怠けている」と冷たい言葉が浴びせられる。診断は「統合失調症」。 自傷や希死念慮の悪化、精神科病院での入院といった苦しい時期を経て、28歳で病と向き合いピアカウンセラーとなった著者が、自らの歩みと回復のプロセス、支えてくれた人々への感謝を率直に綴った一冊です。
本書は、当事者の視点から書かれた実体験の記録であり、同じ境遇にある人やその家族、支援者にとっての道しるべとなることを目指しています。診断や入院の経験、退院後の不安、活動や講演を通じた対外的な取り組み、そして今の自分—そのすべてを飾らずに語ります。
📚 目次
「本を書いてみたら?」
自分が持っている資格と講演歴について
自分の障がいと症状について
発症 今まで生きてきて
出会い
長期の入院
退院後の不安
感謝とお礼
障がい者と感じる瞬間
自分の活動について
大切な人たちへ
今の自分
終わりに
✨ 対象読者
精神疾患と向き合う当事者、回復期にある方
家族・支援者など周囲で支える立場の方
ピアサポートや地域支援に関心のある方
👤 著者について
平岡良亮(ひらおか・りょうすけ)。28歳でピアカウンセラーとして活動を開始。自身の発症体験と回復の経緯をもとに、講演・相談支援・ピアサポートを通じて同じ立場の人を支え続けている。
著:平岡良亮(ひらおか・りょうすけ)
定価:1,100円(本体1,000円+税)
仕様:四六判/96ページ
ISBN:978-4-86132-845-9
初版発売日:2023年12月9日、2024年12月25日増刷