『放下』の著者・横村出、待望の小説第2弾
ロシア、ウクライナ、そしてパレスチナ、アフガニスタン。争いに満ちた世界で、真に尊いものはなにか―。
紛争地を歩いた著者が贈る連作短編集。
悲劇に見舞われたアフガンの少女を描く「青い目の少女」、長崎で被爆した女性が戦争を語る「桜貝の記憶」、そしてロシアのウクライナ侵攻をモチーフとした表題作「漆黒のピラミッド」など、全10編を収載。
〈収載作品〉北のスフィンクス/青い目の少女/心臓石/わたしの唯一の望み/カラット天秤/'77/悪人/蟬/桜貝の記憶/漆黒のピラミッド
書名:漆黒のピラミッド 世界をめぐる十の短編
著者:横村 出(いずる) 著
仕様:A5判、並製本、302ページ
定価:1,760円(本体1,600円+税)
発行:2023年5月4日
ISBN:978-4-86132-829-9 C0093