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散りて華と咲く 太平洋戦争で散った大叔父からの手紙 田辺真理子

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アイテム説明

「万一の場合には、散りて華と咲く覚悟はできています」
父の遺品整理をしていたとき、押し入れの奥から見つけた古い写真とハガキ。ハガキの差出人は「佐藤正男」。著者が会ったことのない大叔父だった。
故郷よ、家族よ、そして……。戦地で果てた20歳の青年が、ペンに込めた想いとは―。軍事郵便を中心に約20通を掲載。

 

【目次】

第一章 古い写真とハガキ/第二章 愛知県鳥居松/第三章 南方共栄圏/第四章 軍歴証明書/第五章 永久の面影

 

タイトル:散りて華と咲く 太平洋戦争で散った大叔父からの手紙
著者:田辺真理子

出版日:2025/7/18

ISBN:9784861328824

仕様:A5判、138ページ

  • システム商品コード
    :000000000944

商品レビュー

  • tsubu annさん

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    2025/08/27 10:13

    戦争という重いはずのテーマでありながら、何故、あっという間に引き込まれ、読み終わった後に不思議なすがすがしさを感じ、前向きな気持ちになれるのか…。
     いろいろな世代、立場の人に読んでもらい、この本の魅力について語り合ってほしい1冊です。

  • tomopiさん

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    5

    2025/08/22 10:05

    大変興味深く読ませていただきました。他の方も言われているように、筆者の人柄が見え隠れするような文章で読みやすかったです。
    私は60代半ばで、きっと周りには戦争を経験した方、その方のお話を身近で聞いたことがある人がいたはずなのに、何もかかわらずにここまでに至ってしまったことが、残念に感じられました。
    正男さんのような方がどれほど大勢いらしたか、遠い戦地に想いをはせながら日々精一杯生き抜いたご家族のこと等、私も心に留めて折りに触れて考えたいと思いました。

  • KIRIN217さん

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    2025/08/07 12:08

    重いテーマにもかかわらず、筆者の人柄が感じられる軽快なタッチのため、大変読みやすかったです。戦地からの手紙を手に、当時の様子を調べていく過程に引き込まれました。大叔父さんは、どんな思いで南方に従軍していたのか、銃後の家族は何を思っていたのか。戦争の貴重な資料でもあり、ファミリーヒストリー的な要素もあり、大叔父さんの弔いでもある。書籍という形で後世に残した筆者は偉い! 日常は続いていきますが、忘れてはいけないと戦後80年の年にあらためて思いました。

  • まきにゃんさん

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    2025/08/03 08:33

    戦時中の日本に漂う空気が身近に感じられました。書簡には検閲がかかるため、自分のいる場所や戦況、悲観的なこと、批判的ことなど書けない中で、言葉を選び、戦地で頑張る様子と郷里にいる家族への想いを手紙にしたためる正男さん。それに応えるご家族。やりとりが静かに心に沁みて、悲惨さではなく、ひたむきさと優しさに目が潤みました。

    このような視点から当時を紹介する本はなかなかないのではないでしょうか。著者と同年の世代だからこそ感じるところもありました。広く読んでもらいたい本です。

  • しろままさん

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    2025/07/30 15:03

    一気に読みました。学校での歴史の学習やTVドラマやドキュメンタリーで戦争について考えさせられることは多々ありましたが、このような当事者の手紙は初めてで、引き込まれました。平和な世界を願いながら、過去の戦争を忘れてはならないと強く感じました。おすすめの一冊です。

  • TERUさん

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    5

    2025/07/20 16:29

    戦時中という過酷な時代を生きながらも、手紙からは現代の私たちと変わらない青年らしさが感じられ、一通一通がいっそう切なく胸に迫りました。これまで戦争に関する作品は、苦しくなるため避けてきましたが、著者のユーモアにあふれたやさしい文面のおかげで、無理なく読み進めることができました。今この時代を生きていられることのありがたさをあらためて感じ、自分にできることを考えたいと思える一冊でした。

  • 隠密同心 伊坂十蔵さん

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    5

    2025/07/20 15:55

    「この戦争さえなかったら...」
    カムカムエブリバディ然り、戦争が時代背景にある朝ドラあんぱんのセリフの一節をしみじみ思わせる著書でした
    若干二十歳で亡くなられた正男さんには
    やりたい事、行きたい所、食べたい物
    きっとたくさんあっただろうにと
    殊に最後の章は涙なくして読めませんでした
    若者たちがこんな思いをしなくてすむ
    平和な世の中が未来永劫続く事を願って
    8月15日を迎えようと思いました

  • mayurin55さん

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    2025/07/14 20:47

    泣けました。私が17歳から20歳の頃は楽しいことばかりで正男さんと真逆の毎日でした。戦争のことはなるべく目を背けたい、知らずにいたい。戦争映画もできれば見たく無いと思っていました。余りにも悲惨で重くて辛すぎるので。
    でもこの本がそれは間違いだと教えてくれました。著者を始め、膨大な資料の解析に協力してくれたSさんの熱意に頭が下がります。周りの友人、知人に是非薦めたいと思います。

  • バーババアチヤンさん

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    2025/07/14 18:17

     太平洋戦争当時の若者の崇高な生き方に感銘を受けました。家族愛、郷土愛そして国家への強い思い。今の時代を生きる私たちが忘れてしまった気高い精神性を感じる事ができる書簡の数々です。
     戦後80年、ウクライナやガザでの紛争、核拡散問題、軍事費の世界的な増大…。多くの課題について考えなければいけないという思いに至りました。ありがとうございました。

  • Cocohiさん

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    2025/07/14 15:40

    1人の若者の20通の手紙が、こんなにも戦争のリアルを伝えるとは… 。
    太平洋戦争の推移から、戦下での青年の士気や家族愛、淡い恋心まで詰まっていて、涙しながらも最後まで鬱々とせずに読める素晴らしい1冊です。
    すべての世代の方に読んでいただきたい!

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